ブラックバスの四季の行動
ブラックバスの四季の行動
春・・・少しずつブラックバスが釣れだすぞ
3月ぐらいから気温が上がりだし、少しずつ暖かくなってきますが、水の中は陸上から少し遅れて春が訪れます。
ブラックバスがエサとしている小魚が産卵のためにシャローに入りだすと春と考えていいでしょう。
簡単にいうと小魚やブラックバスなどの生物が動き出したら春です。
春のブラックバスの行動は3つに分けることができます。
- プリスポーニング・・・産卵前
- ポストスポーン・・・・・産卵中
- アフタースポーン・・・産卵後
以上の3つの行動に分かれます。
1.プリスポーニング・・・産卵前
水温が10℃w\以上になると冬の間はディープですごしていたブラックバスが、産卵場所のおきの水深2~4mレンジに移動し、13~14℃以上になるとベッド(産卵床)に上がってきます。
この時、ブラックバスはシャローとディープが隣接したポイントにつくので、狙いどころは、沖のブレイクを定番のSPミノーやSPシャッドのストップ&ゴーやトウィッチ&ポーズでバスのついているレンジを探しながら攻めるのが有効でしょう。
2.ミッドスポーン・・・産卵中
水温が15℃前後になるとブラックバスは産卵行動に入るといわれています。
オスはベッド(産卵床)として条件のいいハードボトムでヒレを使って掃除をし、スポーニングベッドと呼ばれる産卵床を作ります。
シャローの砂利場や土が白くなっているのを見たことがありませんか?それがスポーニングベッドです。
その場所へメスを呼び込み、メスが1~2日様子をみて気に入ってもらえると産卵が始まります。
メスはそこで数回に分けて産卵をした後、3日くらいでネストを離れていきます。
できればかわいそうなので産卵しているメスやベッドを守っているオスは釣らないようにしましょうねm( _ _ )m
3.アフタースポーン・・・産卵後
メスがいなくなった後は、オスが1匹で卵の世話をします。
卵が孵化するまでの間、ヒレで卵に新鮮な水を送り込むのです。そして孵化した稚魚はオスに守られながら、2~3週間で約1~1.5cmに育ったのち自立します。
メスはというと、のん気なもので体力を回復するためにエサを求めシャローなどの小魚がいる場所で捕食をします。
このころになるとトップや巻物系でも釣れだすのでいろいろなルアーを試すいいでしょう。
夏・・・流れ込みやカバーを攻略しよう!!
暑い夏になると、水温がブラックバスの適水温である20℃前後をはるかに超えてしますことがあります。
この時は、ブラックバスも人間と一緒で少しでも涼しい場所を求めて移動します。
代表的なポイントは、流れ込み、カバーなどのシェード(影)、湧き水などです。
そして、もっとも忘れてはいけないのが水が流れているポイントである。ワンドの奥のよどんだ水より流れ込みや本流にはりだした岬などの、水が動いているポイントが狙い目になります。
ワンポイントアドバイス・・・ブラックバスを釣るなら早起きをして、日が昇るまでの涼しい時間にトップを投げると釣れる可能性はかなり高いと思います。
秋・・・広範囲を探ろう
秋になると水温もブラックバスの適水温の20℃前後になり、活発にエサを捕食しだします。
しかし、秋はエサである小魚も広範囲に動き出すのでブラックバスもエサを求めてウロウロしてしまうのです。
ということで、この時期は夏と違ってポイントを絞りにくくなるので、広範囲を探ることができる巻物が有効でしょう。
それとマイナス要素が1つあります。
秋にルアーが通った後やラインの後にできた泡が消えずに残っていることがあります。
そうです。ターンオーバーです。
冷たい表層水と酸素量の少ない低水層が、比重や風・水温の変化により入れ替わると、水質が悪化しブラックバスや小魚が生活しにくい状況になるのです。
もちろん、ターンオーバーしているポイントにルアーをキャストしてもなかなか釣れません。すぐに移動しましょう。
冬・・・とりあえず釣れません^^
ほとんどのブラックバスは冬になり水温が低くなると、動かないでフカフカの落ち葉や泥の土などの水が動かない場所や、ディープやウィードの中・温排水のしたなどの水温が少しでも温かい場所でじっとしていることが多くなります。
そんなバスはやはりなかなか釣れませんが、狙うとすれば、ベビキャロでゆっくり攻めたり、ラバージグなどをずっと細かくシェイクし続けたりすることが効果的だと思います。
逆にリアクションバイト狙いでメタルジグなどで攻めるのもいいでしょう。
しかし、まれに活発に捕食をしている固体もいるので冬は釣れるとビッグワンの可能性が高いかも・・・・・・
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